会社:CITIBANK
予想レンジ:172.50-173.70記事リンク:こちら発表内容先週末のポンドはまちまちな動き。「英中銀(boe)のカーニー総裁がインタビューでハト派的な発言を行った」との噂が市場に広がったが、boeの報道官がこれを否定。一時は同総裁の発言をめぐる憶測でポンドドルが1.70ドル台後半まで下落するなど、市場はboeの政策に神経質になっているようだ。
一方、ポンド円は、ドル円の上昇がサポートとなり、172円台後半から173円台前半まで小幅に上昇。こうしたなか、昨日オズボーン英財務相はbbcラジオで、「対ロシア制裁は英国経済に打撃を与えるが、行動を見送る方が損失が大きい」との認識を示した。
この発言による市場の反応は限定的であったものの、今後の動向次第ではポンドの重しとなろう。今週は23日にboe金融政策委員会(mpc)議事録(7月9、10日開催分)の公表、また25日には4-6月期の英実質gdp成長率の発表を控えていることから、本日は様子見ムードが広がるとみている。ポンド円は173円台前半を中心とした小動きにとどまろう。

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