会社:CITIBANK
予想レンジ:171.00-172.00記事リンク:こちら発表内容ポンドは上昇。英中銀(BOE)のカーニー総裁は、英紙サンデータイムズとのインタビューで我々は利上げ前に、実質賃金が大幅に上昇するという確信を得る必要がある。
ただ、そうしたことが実際に起こるまで利上げを待つ必要はない」と述べ、「賃金の大幅上昇は利上げの前提条件ではない」との考えを示した。
これを受けて、BOEへの早期利上げ期待が高まり、ポンドドルは1.66ドル台後半から1.67ドル台前半、ポンド円は170円台後半から171円台半ばまで上昇した。しかし、発表された8月のライトムーブ住宅価格指数は前月比で2.9%低下と、市場予想(同0.8%低下)を大幅に下回りポンドの上値を抑えた。
ポンド円は、NY市場終値ベースでは200日移動平均線(170円69銭)を割り込まず、反発基調となっている。一方、本日は7月の英消費者物価指数(CPI)と同生産者物価指数が発表されるが、どちらも前月から落ち込むと市場では予想されおり、ポンド円の重しとなろう。こうしたなか、171円台でのもみ合いが続くとみている。

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