
スキャルピングやスイングトレードなどを含めた短期売買のことを一括りにして”デイトレード”と呼ぶ場合もあるが、厳密にはオーバーナイトポジション(夜をまたぐポジション)を持たない取引のことをデイトレードと呼ぶ。
また、デイトレードを略して”デイトレ”とも呼び、デイトレードを主な手法とする者を”デイトレーダー”と呼ぶ。
メリット●資金効率が良いFXでのレバレッジ効果、複利運用などを前提とすると、取引回数が多くなるほど同じ期間に対する資金効率は良くなる。
●オーバーナイトリスクの回避株式などにおけるクローズ時間帯や自身の睡眠時に、突発的なニュースが出ることによって被るリスクを回避できる。
デメリット●拘束時間が長いデイトレードでは基本的にパソコンの前で常時チャートやニュースを監視しなくてはいけない。そのため相場に拘束される時間が長くなり、日常生活に支障をきたす恐れがある。
●売買回数の分だけ手数料がかさんでいくFXや株の手数料は取引ごとに差し引かれるため、取引回数が増えていけばそれだけ売買手数料もかさむことになる。つまり、レバレッジ効果・複利運用における資金効率がこの売買手数料のデメリットを超えられるかが鍵となる。