
本日の香港市場は、前日のNY市場が続伸した流れを引き継ぎ、買い優勢でスタートするとみられる。NY市場では、市場の注目が集まっていた米FOMCの結果がほぼ市場予想通りの内容で、米国の底堅い景気と緩和的な金融環境の継続が示唆される内容だったことが好感された。
また、イエレンFRB議長が、過去最高値を更新する株式市場について「歴史的正常から逸脱していない」として支持する発言をしたことも安心感を誘った。
ただ、イラク情勢が緊迫化する中で、地政学的なリスクに対する警戒感も高まっているほか、中国の不動産価格下落への懸念やマカオへの中国本土客渡航規制なども引き続き相場の重しとなり、高値圏ではもみ合う展開も予想される。
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